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二人の入院

 また2週間も空いてしまった。
先週、2名の方が入院された。
一つベッドが空くだけでも、何だか気が抜けるというか、何とも言えないものだが、
今回は、2名の入院。

その一人、Aさんは常に歩きまわり、排泄、食事、トイレとほとんどを介助している。
Bさんも同じく全介助。
二人とも転倒の危険があり、目が離せない。
そんな2名の方の入院で、昨夜の夜勤は、いつもの就寝介助の時間が
30分も早く終わってしまった。
何時もなら、汗をかきかき、遅番さんが帰る時間まで、動きに動いているのだが、
夜間も、起きてくるので、常に物音等に注意しなければならない。
昨夜は、殆どの方が、おむつ交換で、見守り・介助しなければならない方は、2名。

そんな訳で、夜勤勤務が楽だったと言えば「楽だった!!」
たまにはこんな時間があってもいいな!!と思えるほど、静かな夜だった。
裏を返せば、この2名にかなりの時間を要していた事になる。

どんなになって帰ってくるのだろう。
認知は進んでいるのか、歩けるのか、食事は、車いすになるのか等など
心配ごとはいっぱい。
何時もいる方が、居ないとぴうのは、やはり落ち着かないのも事実。
どうしているだろう。
点滴しているのかな、食事は介助してもらっているのかな?

2名いないと、仕事の面では確かに楽だけど、なんだか歯が抜けてしまったように
感じてしまう。
早く良くなって帰ってこれますように!!。
私は汗をかきかき動いている方が、いいようだ。
暇な時間が出来ると「何をしよう!!」とウロウロ。

「少しは、静かに座っていて下さい!!」
時々スタッフに言われる。でもやることはあるのだ!
洗面所汚れていない?トイレは?床に食べこぼし落ちていない?
居室はきれい?洗濯物は?
気付くか気付かないかが問題だ!!

有難うと感謝

 除夜の鐘は仕事場で聞きました。
入居者の皆さまは、いつもと変わりなくお休み。
お部屋で「紅白歌合戦」を見ていたAさんのテレビの音も乙の間にか聞こえなくなった。

そっとベランダに出ると、車の音も聞こえない、静かな夜に
震えるような空気の冷たさ、そして遠くに除夜の鐘が「ゴ〜ン!!ゴ〜ン!!」

昨日も(ほんの何分か前)今日も変わりないのに、除夜の鐘の音に
「一年間終わった!お正月だ!!新しい年が始まる!!」
と思えてしまう。

心配していたIさんも、新しい年を迎える事が出来なかった。
でも今頃
「腹減ったよ!!」「何か、くれよー!!」
そう言いながら、お雑煮を食べた事だろう。

新年あけると、早速新しい方が入居となった。
慣れるまでは落ちつかない。夕方になると
「そろそろ帰りたいと思う」
「何時頃、息子が迎えに来るか!!」
と聞いてくる。

日曜日、新しい方と、後2名を初詣に連れていく。
車いすを積み、久しぶりの外出。
車の窓越しに
「寒そうだね!!あっ!ネギが植えてある!!あっ!子供が歩いている!!」
「昨日もここを通った」

イヤイヤ!昨日は通っていない!!子供だって歩くさ!!声に出さずつぶやいてみる。
「これから、初詣にいくよ」と言っても、嬉しそうな顔でもない。
神社に着くと、お賽銭をあげ、三人とも神妙な顔で、手をあわせている。
「何かお願い事したの?」と聞いても
三人とも
「さあ〜!!」と心もとない。それでも何だか晴れ晴れとした表情。

私も新年早々、何だかちっちゃな、ちっちゃないい事がある。
Mさんからは毎年のように、この「ブログ」をまとめた本が届く
コピーして、小冊子にする事も大変なのに、本当に有難いことだと思う。
お正月から何も書かなかったブログにも、毎日のようにアクセスを頂いていた。
昨年スタッフの一人に
「土下座人形(ストラップ)探しているが、なかなか見つからない。
 怒られた時は、その人形を『すみませんでした!!』って言って出そうと思う」
と冗談を言っていたら、新年早々見つけてきてくれた。

今年もやはり「ありがとう」と「感謝」
ブログを見て頂いている皆さま。
昨年はありがとうございました。そして今年もよろしくお願い致します。

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